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うっかり出戻りのテニプリblog。 立海→82と真幸。 ルド→赤観。 呟きとSS、ひょっこり絵。 基本は、マンガとゲーム。
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――――傘、持って無いから連れて帰ってよ。

今日は雨が降るかも知れないと、天気予報が告げていたのを聞いていなかったのか?
真田は、隣を歩く幸村に軽く視線を流し、心の中で問い掛けた。
昼頃から雨は降り始め、一日の授業が終わるまで止まずにいたお陰で、テニス部の練習は中止となった。
それでも、日課を崩したくないと真田は、部室へと足を向ける。
少しでも身体を動かそう、体力強化を図ろうとしたが、後を追い掛けてきた幸村の『傘が無い』の台詞に断念するのだった。



**



真田の視線に気付いたか幸村は、たまにはこんな日も良いじゃないか、と顔を上げて微笑んでいた。
一つの雨傘へ二人して入るには狭く、傍らで笑顔を見せている幸村を雨に当てないよう気遣う真田は、傘を握る手を僅かに傾ける。
静かに降り落ちる雫をつま弾く傘布は、穏やかで規則正しい音を刻んでいた。
何時か止まないかと、傘からしばしば顔を覗かせ空模様を伺いながら歩く真田と。
布が弾いて行く雨音を耳にして、傘持つ彼に歩幅を合わせて歩く幸村と。
華やいだ会話がある訳でも無いが、心中では恋して止まない存在がすぐ近くにあるのが……ましてや、同じ傘の中に収まっているのが嬉しくて、幸せで鼓動を高鳴らせていた。



**



校舎を出、もうすぐ校門に差し掛かろうとした時、幸村を庇い半身が濡ようとも気にせずにいた真田の、柄を握る手にそっ、と手が重ねられて来た。

「……ぬ」

肌が焼け節くれた手を、華奢な風に見えるが、決してそうではない五指が柔らかく包み込む。
突然の触れ合いに、困った表情をして小さな声を発した真田は、足を止め幸村の行動に目を見張る。

「よいしょ……っと」

「何だ?この差し方だと、お前が濡れてしまう」

「良いんだよ、これで……」

――――真田が濡れてるなら、俺も濡れるの。

重ね合わせた手はそのままに幸村は、傍にある温かな存在へと身体を寄せて行く。
誰見てるとも知れない場所であったが、構う事なく真田の肩口に頭を預けると目蓋を閉じた。

「――――好き……だよ」
降り止まずにいる雨の下。
幸村からの告白に真田は、目の前で揺れている髪に口付け……同じ答えを彼に告げるのだった。





二人、想い、告げる。
20100430






結構ヒマがかかっちゃっ真幸。
雨降ってるくせにこの傘の下は、甘ったる過ぎて晴の日差しのような穏やかさがあれば良いと思います。

しかしまぁ、真田からの告白って……何時出来るんだか?って思っちゃいます。意外とポロッと言っちゃっても……良いのかも知れない(笑)


幸ちゃん、真田の事が大好きなんです……うちの(笑)

乙女チックmode全開でお送り致しましたが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
お付き合いの程、ありがとうございました!
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ツダさんとマスダさんのイベントの発表を見て以来、お二人のブログをチマチマと拝見に行くのですが・・・

ツ……ツダさん、明日、来阪なんスね!!
どんなんか聞いてみたい……って言うか、ソコ?な感じではありましたが、面白そうだなぁ、と。
あのお声で……そうか、そうなんだ!!とか思っちゃったり、なんだり。


ああ、明日、仕事なんだよね・・・
近くまでは行けるだろうけど、既に終わっているだろうなぁ・・・と。



自分の誕生日なのに、ケーキすら食べられずに、帰ってきたのが10時回っていた悲しい日でした。
でも、誕生日祝いのメールをお友達から頂いたので、嬉しかったですよん♪



そして、コンビニに入ってないかと探したけど無かった・・・SQでございました。
早く見たい・・・くーちゃん、何するんだろう。ドキドキ。
30日は新プリと完全版だし・・・読み耽って原稿しなさそう。汗。








「あれ?柳先輩、傘、無いんスか?!」

突然に降り出した雨を、部室の外れで凌いでいる柳蓮二を見付けた切原赤也は、近付き声を掛けた。
そうだ、と頷いた柳は、身体を冷やさない様に早く帰れと言い付ける。

「でも……俺だけ先に……そうだ、先輩!一緒に駅までどうっスか?」

酷い降り方では無かったが、水溜まりの出来た道を駅まで走れば、制服の足元も上着も濡れてしまうのは確実だった。
へら、と緩い顔をして傘を差しだす切原の気持ちに甘える事にした柳は、雨宿りをしていた屋根から傘の中へと場所を移した。

「悪いな、赤也。その言葉に甘えるぞ」

「でも狭いから、ちょっと濡れるっスけど我慢して下さいよ」

「お前の方こそ、俺を傘に入れて狭くなるのに……無理はするなよ」

――――イェッサー!

傘の中に柳を迎え入れた切原は、指を軽く揃えて額に当て了解のポーズをして見せる。
思わずその動きに頬を緩めて笑うと、彼の手に収まっている傘を取り上げた。

「えっ??俺が持ちますよ、傘!!」

「背の高い俺に合わせると、腕が疲れるだろう。それに、無料(ただ)で入れてもらうのも悪いからな」

そう言った柳は、切原を雨から守るように肩に腕を回す。
突然の事に驚き、赤面している彼を優しく抱き込むと、一つの傘の中に身体を寄せ合い、二つの影を隠してしまうのだった。




一つと、二人と。
20100425




本日二つ目~のSS。
勝手に雨シリーズも、残すは二組!
ペースは上がんないけど、じんわり書こうかと(笑)

今回は、初めての柳赤。
赤也が柳を見上げたり、密かに慕っている感じが良いな~ここは、と、勝手に思ってます。


個人的に先輩後輩なCPは好きで、動かしやすいんですが……如何せん未熟なんで、こんな感じになってしまいました。



まだまだ掴めていない二人ではありますが、お付き合いの程、ありがとうございました。




――――雨が……

室内に居ても判る程の雨音に、机に広げた資料へと視線を落としていた観月が顔を上げる。すると、暗雲を走り抜ける稲光と、激しく降り続く雨粒が視界に飛び込んできた。

「……まだ、残っているかも……」

スクールへ行き一足早く部活を終えていた観月は、部屋に立て掛けていた傘を手に寮を飛び出した。



***



降り続く雨が一向に収まる気配を見せない空を、部室の中から困った顔をして見上げる赤澤は、どうしたものかと考えていた。
濡れて帰るのも構わないが、公共の交通機関を頼り帰宅する彼には、それは駄目だと案を蹴る。
職員室で借りようかとしたが、部室から校舎への移動だけでも一苦労しそうだと、これも却下した。
止むまで待つのが一番かと結論に達した時、部室のドアが開け放たれた。

「やはり、残ってましたか」

「あれ?観月、何で?」

「何もありませんよ。赤澤、傘が無いのでしょう?僕のでは嫌かも知れませんが……使ってください」

赤澤の質問には答えず、手にしていた先程まで雨水を盛大に浴び、水の滴っている傘を差し出した。
それは、大柄な赤澤が差すにはとても華奢な作りでいて、色合いも観月らしい感じのだった。
一瞬、躊躇った表情をした赤澤は、やんわりとした断りの言葉を発する。

「ありがとう、気持ちだけ貰っとく。もうすぐ止むだろうから、ここで大人しく待つさ。止まなかったら濡れて帰るし」

濡れて帰る、と言った瞬間、観月は語気を荒げて無理矢理に傘を赤澤に握らせた。

「あなた馬鹿ですか?!近々、練習試合があるのですよ!濡れて帰って風邪でも引いたらどうするんですか!!貴重な戦力ですし、部長不在だなんてとんでもない!!」

――――無いよりはマシですから、恥ずかしいでしょうが使って下さい。

赤澤の躊躇った理由を見通していたのか観月は、試合を引き合いに出し、我慢して使って欲しいと説得する。
その顔つきと迫力に押され、不似合いな傘を手に頷く赤澤だった。

「では……気を付けて」

強引ではあったが納得した彼の頷きを見てふわり、と笑んだ観月は、そのまま部室を立ち去ろうと背を向ける。
刹那。
力強く腕を引かれてしまい、身体が揺れた。

「えっ?」

「お前、自分は濡れて帰る気か?」

「ええ。傘は一本しかありませんし、仕方ないでしょう。雨足が収まってきたので寮までの距離くらい、大したこと……ちょっと?!」

「じゃ、俺が寮まで送ってやる」

引いた腕を支えにして観月との距離を縮めた赤澤は、彼の肩を抱き込み引き寄せる。
好きな人の温度と鼓動を間近で感じた観月は、頬を朱にして俯き、口をつぐんでしまうのだった。




傘と、君と。
20100425






心配で心配で仕方ない観月と、どうにかなるだろうな赤澤でした。


現在、大阪肌寒いですが、晴天です(笑)




ジャンルが『少年マンが』なのですが、せっかく3月に本を作ったので持っていこうかと。

でかでかとカットに書いているという・・・苦笑。


ジャンプ系から離れちゃってますが、ご興味がありましたら、お立ち寄り頂ければ幸いです。


2号館  E 56 a



毎回イベントの時は当日朝まで原稿をしているので、ぼっへーとした桜岡が鎮座しています。苦笑。


リストは、下記になります。



『キミのとなりに』  
立海・82  B6  28p  ¥200   20100411発行〈表紙には 20100328 となっています。汗〉

『君が好き』 
立海・真幸  B6  28p   ¥200   20100328発行

『ふたり』
ルドルフ・赤観  B6  28p  ¥200  20100328発行



本家の原稿真っ白なままで・・・かなり切羽詰まってます。あわあわ。










0b5d9ae9.jpeg















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