うっかり出戻りのテニプリblog。
立海→82と真幸。
ルド→赤観。
呟きとSS、ひょっこり絵。
基本は、マンガとゲーム。
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鳳に余計なことを言われた忍足は、珍しく困惑していた。
日頃、悠然と構えている癖に、ある人に関する事を問われてしまうと、悩みの淵に潜り込んでしまう。
『彼氏彼女の関係で名前を呼ぶと、なんだか照れますね……そんなこと無いですか、忍足さん?』
『何で俺に聞くねん……』
『だって跡部さんの事、名前で呼んでるんですよね?』
『……はぁ?!』
『……え?!違うんですかっ?!』
穏やかな性格をした大型犬を彷彿させる鳳の、異様に驚いた顔が忍足の脳裏に焼き付いていた。
「跡部……は、跡部やろ」
彼氏彼女とは言わないが、確かに跡部の事は好きでいて、尚且つ告白済みである。
プライドがエベレスト級の跡部が、名を呼ぶことなど忍足に許す訳が無い。
惚れたが負けの忍足も、彼の事を名で呼ぶ事など……鳳に言われるまで考えもしなかった。
「名前なぁ……」
呼んでみたいような、そうでないような。
サロンでぼんやりと窓の外に広がる空を見上げ、思ったことが口から言葉になって落ちた。
「名前がどうした?」
「うわっ!!びっくりさせんなや、跡部!!」
「てめぇがボケッとしてるからだろうが、あーん?」
間が悪い時にやってきた跡部に忍足は、胸の辺りを押さえ素っ頓狂な声を上げた。
確かにぼんやりと跡部の事を考えている時に、本人が唐突に現れたのだから、驚くなと言われても無理な話である。
見下ろしてくる彼の顔を、少し怯えた表情で見上げて忍足は、考えていた事を問うべきか否か躊躇う。
その躊躇いを雰囲気で読み取ったのか跡部は、ソファーの隅で固まっている忍足へ迫る。そして、相変わらず見下ろしたまま、言いたい事があるなら言えと命令した。
「あ、あのな……跡部の事、名前で呼んでみたいんやけど……」
「却下だ。お前なんかに呼ばれたくねぇな」
「やっぱり」
少しばかり期待をしたがやはりそれは甘く、一言で跡部は忍足の願いを粉砕した。
惚れられていても弱みを握らせないと言う、頂点に君臨する彼らしい言葉だった。
惚れたが負けの相手だと忍足も判っているだけあり、とても跡部らしいと逆に清々しくも思えた。
「でもな……」
「何や?」
「俺以外の奴に、お前の名前呼ばせんじゃねぇぞ……侑士」
上から圧を掛けるようにして忍足に顔を近付けた跡部は、とても綺麗な微笑みをして見せた。
「ちょっ……ちょっと勘弁してくださいっ!!むっ……もう無理ですっ!!」
「煩せえっ!!これが打ち返せるまで、コートから出るんじゃねぇぞっ!!」
翌日。
本気の跡部と打ち合う羽目になった理由が判らずに鳳は、一方的な攻撃に涙し、悲鳴を上げていた。
彼(か)の名を称う
20110904
余りの可愛さに燃えた。
忍足燃え!!
絶対に跡部様と並べて飾る!!
そんなこんなで忍跡。
ちょたは、悪気が全くないだけに…忍足不敏です。
そんな不敏でヘタレで、跡部様には頭の上がらないくせ者が好きです♪
私が書くと忍足の男前が無くなっちゃって…申し訳ないです(T_T)
そして、しっかり跡部が…悪気の無いでかワンコちょたをシバくのでした。苦笑←人それを「照れ隠し」と言う。
しがない小話でしたが、お付き合いして頂きありがとうございました!!
×
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鳳に余計なことを言われた忍足は、珍しく困惑していた。
日頃、悠然と構えている癖に、ある人に関する事を問われてしまうと、悩みの淵に潜り込んでしまう。
『彼氏彼女の関係で名前を呼ぶと、なんだか照れますね……そんなこと無いですか、忍足さん?』
『何で俺に聞くねん……』
『だって跡部さんの事、名前で呼んでるんですよね?』
『……はぁ?!』
『……え?!違うんですかっ?!』
穏やかな性格をした大型犬を彷彿させる鳳の、異様に驚いた顔が忍足の脳裏に焼き付いていた。
「跡部……は、跡部やろ」
彼氏彼女とは言わないが、確かに跡部の事は好きでいて、尚且つ告白済みである。
プライドがエベレスト級の跡部が、名を呼ぶことなど忍足に許す訳が無い。
惚れたが負けの忍足も、彼の事を名で呼ぶ事など……鳳に言われるまで考えもしなかった。
「名前なぁ……」
呼んでみたいような、そうでないような。
サロンでぼんやりと窓の外に広がる空を見上げ、思ったことが口から言葉になって落ちた。
「名前がどうした?」
「うわっ!!びっくりさせんなや、跡部!!」
「てめぇがボケッとしてるからだろうが、あーん?」
間が悪い時にやってきた跡部に忍足は、胸の辺りを押さえ素っ頓狂な声を上げた。
確かにぼんやりと跡部の事を考えている時に、本人が唐突に現れたのだから、驚くなと言われても無理な話である。
見下ろしてくる彼の顔を、少し怯えた表情で見上げて忍足は、考えていた事を問うべきか否か躊躇う。
その躊躇いを雰囲気で読み取ったのか跡部は、ソファーの隅で固まっている忍足へ迫る。そして、相変わらず見下ろしたまま、言いたい事があるなら言えと命令した。
「あ、あのな……跡部の事、名前で呼んでみたいんやけど……」
「却下だ。お前なんかに呼ばれたくねぇな」
「やっぱり」
少しばかり期待をしたがやはりそれは甘く、一言で跡部は忍足の願いを粉砕した。
惚れられていても弱みを握らせないと言う、頂点に君臨する彼らしい言葉だった。
惚れたが負けの相手だと忍足も判っているだけあり、とても跡部らしいと逆に清々しくも思えた。
「でもな……」
「何や?」
「俺以外の奴に、お前の名前呼ばせんじゃねぇぞ……侑士」
上から圧を掛けるようにして忍足に顔を近付けた跡部は、とても綺麗な微笑みをして見せた。
「ちょっ……ちょっと勘弁してくださいっ!!むっ……もう無理ですっ!!」
「煩せえっ!!これが打ち返せるまで、コートから出るんじゃねぇぞっ!!」
翌日。
本気の跡部と打ち合う羽目になった理由が判らずに鳳は、一方的な攻撃に涙し、悲鳴を上げていた。
彼(か)の名を称う
20110904
余りの可愛さに燃えた。
忍足燃え!!
絶対に跡部様と並べて飾る!!
そんなこんなで忍跡。
ちょたは、悪気が全くないだけに…忍足不敏です。
そんな不敏でヘタレで、跡部様には頭の上がらないくせ者が好きです♪
私が書くと忍足の男前が無くなっちゃって…申し訳ないです(T_T)
そして、しっかり跡部が…悪気の無いでかワンコちょたをシバくのでした。苦笑←人それを「照れ隠し」と言う。
しがない小話でしたが、お付き合いして頂きありがとうございました!!
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